週間海況情報(20009年5月8日~2009年5月15日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:全域で1℃前後の昇温基調。20℃線は黒潮内側域のみ。前年同期の黒潮は、屋久島で24℃やや離岸、種子島~潮岬で22-24℃が接岸。潮岬~八丈島で21-22℃が33°Nを東進、伊豆列島を22℃が北上。犬吠沖で22℃が離岸。
表面水温から推定される黒潮:奄美沖では25℃が分布を拡大。屋久島で24℃が若干離岸、種子島~足摺岬では23-24℃が接岸。室戸岬~潮岬で23℃が接岸。潮岬~八丈島南を前期並みの22℃が東進。黒潮内側域は19-22℃で、遠州灘方向の顕著な暖水の張り出しが見られなくなり、伊豆列島沿いには19-20℃が分布。熊野灘は21-20℃の暖水が北上。黒潮は伊豆列島東沖140-142°Eを22℃が北上。房総沖で22℃が離岸気味に東進。 |
熊野灘沿岸: | 5月11~12日・14日の調査船「あさま」による観測では、沿岸の表面水温は20~22℃台、50mは18℃前後、100mでは16℃前後、200mでは12℃前後で、表面では平年より1~3℃も高め、50m~100mでは1~2℃高め、200mではほぼ平年並みであった。熊野灘沖の黒潮北縁は33°10′N付近にあり、黒潮の表層水温は23℃台であった。
浜島定地水温は、20.0~22.4℃の範囲にあり平年値と比較して+1.0~+3.5℃の範囲でかなり高めで経過している。 九鬼定置水温は、18.5~20.8℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、16.6~21.2℃の範囲にあり平年値と比較して-1.6~+3.2℃の範囲でかなり高めで経過している。 |
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