週間海況情報(2009年4月3日~2009年4月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:前期並~弱い昇温基調で推移。潮岬沖の離岸が更に顕著となった。前年同期の黒潮は、屋久島~足摺岬で20-21℃が接岸、室戸岬~潮岬で20℃若干離岸、潮岬~八丈島で20℃が33°Nを東進。房総半島で19℃が接岸。 表面水温から推定される黒潮:屋久島~足摺岬で22-23℃が接岸。室戸岬~潮岬で22℃が離岸、室戸岬沖に暖水の張り出し、潮岬付近に反流状の分布がみられる。潮岬~明神礁まで31-33°Nを21-22℃が東進。黒潮内側域は14-18℃で八丈付近から17-19℃の暖水が反流状に分布。黒潮は20℃が141°Eを北上、房総沖をやや離岸気味に東へ流去。 |
熊野灘沿岸: | 7~8日の調査船「あさま」による熊野灘観測では、南部沿岸から表面水温20℃前後の暖水が流入し、暖水域では平年より2℃程度高め、北部では平年より1~2℃前後低めであった。 浜島定地水温は、13.8~15.4℃の範囲にあり、平年値と比較して-0.4~+0.8℃、やや低め→やや高めで経過している。
九鬼定置水温は、14.0~14.6℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 6日の「あさま」による観測では,表面水温は11.9℃~12.7℃,底層水温は11.7℃~13.4℃の範囲にあり,表面はやや低め,底層は湾奥から中央部ではやや高め,湾口でやや低めであった。
白子定地水温は、12.2~14.7℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2~+2.0℃高めで経過している。 |
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