週間海況情報（2008年11月28日～2008年12月4日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 表面水温：全域で降温基調、23℃先端は潮岬まで後退。前年同期の黒潮は、屋久島・種子島で23℃が接岸。都井岬～足摺岬は23℃が接岸、室戸岬～潮岬で22℃(一部23℃)が接岸。潮岬～八丈島を22℃が東進、140-142°Ｅを北上。
表面水温から推定される黒潮： 足摺岬～潮岬で23℃が接岸。潮岬～八丈島南沖31°Ｎまで22℃(一部23℃の水塊が明神礁沖に停滞)が東進。黒潮内側域は18-21℃台に降温、20℃台が広く八丈南沖まで分布。三宅島付近には21-22℃の反流状の分布が見られる。野島崎沖140- 142°Ｅを22℃が蛇行気味に北上、房総沿いを接岸気味に東進。 |
| 熊野灘沿岸： | 12月1～2日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘沿岸の表面水温は20～21℃前後で平年より1～2℃高め。100mでは16～18℃前後、200mでは10～13℃前後で､沿岸域で平年並み～2℃高め、沖合域で平年並み～2℃低め。
表層の塩分は全域で平年より低め～かなり低めであった。
浜島定地水温は、15.8～17.7℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2～+2.3℃の範囲で平年並み→高めで経過している。 九鬼定置水温は、20.0℃で経過している。 |
| 伊勢湾： | 12月3日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は14.5℃～16.9℃、底層水温は15.5℃～17.6℃の範囲にあり、平年値と比較して1～1.5℃程高めであった。
白子定地水温は、13.8～15.0℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2～+1.2℃の範囲で平年並み～やや高めで経過している。 |
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