週間海況情報(2008年10月3日~2008年10月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温: 黒潮域は27℃が徐々に後退。前年同期の黒潮は、28℃が都井岬沖で大きく離岸、27℃が足摺岬~室戸岬で接岸、潮岬でやや離岸、33°N沿いを八丈島まで東進、141-142°Eを北上。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~潮岬で27℃が概ね接岸するが、27℃の分布域が徐々に後退。潮岬沖~八丈島付近を27℃が東進。黒潮内側域は、遠州灘沖に前期並みの24-25℃が分布。 房総沖を27℃が離岸しながら流去。明神礁沖に26℃前後の冷水が依然停滞、海保等の情報では黒潮が引き続きこの冷水を迂回北上する。房総半島沿岸の冷水は前期より後退。 |
熊野灘沿岸: | 10月7~8日の調査船「あさま」による定線観測では、沿岸の表面水温は24~25℃前後で平年並み~1℃程度高め、50mでは20~23℃前後で平年並み~2℃程度低めであった。 100mでは15~16℃前後、200mでは10~11℃台で平年より1~2℃低めであった。熊野灘沖の黒潮北縁は33°05′付近にあり、黒潮の表層水温は27℃台であった。
浜島定地水温は、22.4~23.3℃の範囲にあり平年値と比較して-0.2~+0.9℃の範囲で平年並み→やや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、21.6~22.6℃の範囲にあり平年値と比較して-0.6~+0.9℃の範囲でやや低め→やや高めで経過している。 |
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