週間海況情報(2008年9月26日~2008年10月2日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域は1℃降温しては27℃となった。前年同期の黒潮は、28℃が屋久島で接岸、都井岬沖~室戸岬でやや離岸。27℃が潮岬で接岸後、潮岬沖~八丈島南32-33°Nを東進、房総沖の140-142°Eを北上。
表面水温から推定される黒潮: 27℃が足摺岬~潮岬で接岸、 潮岬沖~八丈島南で32-33°N付近を東進。黒潮内側域は緩やかに降温、遠州灘沖に24-26℃が広く分布。 明神礁東沖の27℃の冷水は停滞。 前期までこの冷水域を迂回して黒潮が北上していたが、 今期から27℃が八丈島南~東沖を東進、 犬吠埼で離岸。房総半島沿岸~沖合に21-24℃の冷水が分布。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、22.9~23.9℃の範囲にあり平年値と比較して-0.2~+0.5℃の範囲で平年並みで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、21.4~22.1℃の範囲にあり平年値と比較して-1.4~-0.7℃の範囲でやや低めで経過している。
10月3日の調査船あさまによる伊勢湾観測では、伊勢市~松阪市沖で表面水温は22.0~22.4℃、底層水温は22.5~23.6℃の範囲にあり平年より高め。水深20m以深では溶存酸素3ppm以下となっており、海底上では硫化水素も発生しています。沿岸の浅所に波及した場合は注意が必要です。 |
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