週間海況情報(20年8月1日~20年8月7日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:沖合の広範囲に30℃が分布。前年同期の黒潮は、屋久島~都井岬沖で29-30℃が接岸。
足摺岬~室戸岬で28℃が接岸。 潮岬で27℃が接岸。 三宅島~八丈島を27-28℃が東進。
房総沖で28℃が35°N沿いを東進。
表面水温から推定される黒潮:潮岬~八丈島南沖で30℃が31-33°N間を幅広く東進。黒潮内側域は広く28-29℃(一部27℃)が分布。 33-34°N・138-141°Eに27℃台の冷水が分布、これを迂回して29℃が141-142°Eを北上、房総半島に接近。 |
熊野灘沿岸: | 8月4~5日の調査船「あさま」による観測では、沿岸の表面水温は27~29℃、20mでは19~22℃、50mでは17~18℃、100mでは14~15℃、200mでは11~12℃前後で、表面では猛暑の影響で平年より1~2℃高く記録的な高水温であった。20~50mでは平年より1~2℃低めで、表面との差が顕著であった。100~200mではほぼ平年並みであった。
熊野灘沖の黒潮北縁は表面水温からは不明瞭であったが、下層水温および流速分布から判断される黒潮北縁は33°10′N付近にあり黒潮の表面水温は30℃前後であった。 浜島定地水温は、29.7~29.8℃の範囲にあり平年値と比較して+2.3~+2.5℃の範囲で高め~かなり高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、28.2~29.3℃の範囲にあり平年値と比較して+0.7~+1.9℃の範囲でやや高め→高めで経過している。 |
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