週間海況情報(20年7月25日~20年7月31日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:29℃が全体に拡大。前年同期の黒潮は、屋久島29℃が接7岸、種子島~都井岬沖に30℃が分布、足摺岬~潮岬で28℃が概ね接岸。大王埼~御前埼の沿岸寄りに27-28℃が分布。
石廊崎沖を27-28℃が北上、三宅島付近を27℃が東進。房総沖で27℃が35°N沿いを東進。
表面水温から推定される黒潮:潮岬で29℃が接岸、紀伊水道沖に30℃が分布。潮岬~八丈島南沖で29℃が31-33°N間を幅広く東進。黒潮内側域は、大王埼~野島崎沖に28℃台の暖水が広く分布。32-34°N・140-142°Eに27℃台の冷水が停滞、冷水に沿って29℃が142°Eを北上。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、27.4~30.6℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2~+3.6℃の範囲でかなり高め→平年並みで経過している。 |
伊勢湾: | 8月1日、調査船「あさま」の伊勢湾観測は途中で、伊勢市~津市沖の表面水温は25.2℃~28.0℃、底層水温は18.7℃~19.3℃の範囲にあり、表面、底層共に平年よりもやや低めとなっています。
底層の貧酸素水塊(溶存酸素量2ppm以下)が発生していますが、外海からの海水が湾の深所に沿って流入している模様で、好転している場所もみられます。 白子定地水温は、25.5~29.5℃の範囲にあり平年値と比較して-2.1~+2.2℃の範囲で低め~高めで経過している。 |
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