週間海況情報(20年4月11日~20年4月17日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域、九州西沖の対馬暖流域とも引き続き昇温基調。前年の黒潮は、種子島~都井岬で22℃接岸、足摺岬~潮岬で21-22℃が接岸。
御前埼~石廊崎沖に17-19℃の冷水が分布、 21℃が石廊崎沖で31°Nまで離岸。
140-142°Nを20-21℃が幅広く北上。 房総沖で20℃が離岸気味に東進。
表面水温から推定される黒潮:室戸岬~潮岬で20-21℃が若干離岸。 潮岬~八丈島南~142°E付近で20℃が31-33°N沿いを離岸気味に東進。熊野灘には19℃が広く分布。御前埼~野島崎の沿岸寄りは16-17℃が広く分布し、その先端は33°30′N・141°Eに伸びる。房総沖で141-142°Eを19℃が西向きに蛇行しながら広く北上~東進。 |
熊野灘沿岸: | 4月14~15日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘の広い範囲で黒潮内側反流に伴う1.5ノット程度の南西流が観測された。表面水温は志摩半島沿岸で15℃台の他は17~20℃台で、20℃台の黒潮内側反流域では高水温が顕著であった。100mでは14~16℃前後でほぼ平年並み、200mでは11~12℃前後で平年より1℃程度低めであった。
浜島定地水温は、15.3~17.1℃の範囲にあり平年値と比較して+0.1~+1.6℃の範囲で平年並み~高めで経過している。 九鬼定置水温は、16.2~17.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、14.7~15.5℃の範囲にあり平年値と比較して+1.0~+1.7℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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