週間海況情報(2007年6月8日~2007年6月14日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:表面水温は全域で緩やかに昇温。遠州灘には23~25℃が広く張り出している。 前年同期は屋久島で26℃接岸、都井岬で25℃やや離岸。足摺岬~潮岬で25℃接岸。三宅島~八丈島を24℃が東進、房総沖を23℃が離岸して東進。
表面水温から推定される黒潮:種子島~潮岬で前期並みの 24~25℃ が概ね接岸。大王崎~御前崎は今期23~24℃が広く沿岸寄りに張り出している。24℃が石廊崎沖で32~33°Nまで離岸。 140~141°Eを24℃が北上。犬吠沖で24℃がやや接岸気味に流去。 |
熊野灘沿岸: | 6月11~12日の調査船による観測では、熊野灘沿岸の表面水温は21~25℃前後、50mでは17~20℃台で、平年並み~3℃高めであった。黒潮内側反流の影響で表層では沖合域で高水温が顕著であったが、100m以深ではほぼ平年並みであった。
浜島定地水温は、22.6~23.6℃の範囲にあり平年値と比較して+0.5~+1.4℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 九鬼定置水温は、20.8~21.0℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 6月13日の調査船による観測では、表面水温20.5~24.0℃、底層水温15.8~20.5℃と表面では高め~やや高め、底層で平年並み。塩分は表層で平年より高め~かなり高め、底層で平年並みでした。伊勢湾中央部深所を中心に2ppm以下の貧酸素水塊が形成されており、今後の注意が必要です。
白子定地水温は、22.4~23.8℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2~+1.6℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
|
|