週間海況情報(2007年3月2日~2007年3月8日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域を中心に徐々に昇温20~22℃の分布域が広がった。大王崎・御前崎で引き続き離岸。前年同期は屋久島で20~21℃接岸、日向灘で20℃が若干離岸。潮岬で19℃接岸。八丈島を19~20が蛇行気味に東進、房総半島で18~19℃が接岸。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~室戸岬で21℃が接岸気味に東進、潮岬で21℃が若干離岸。土佐湾沖に20℃が帯状に分布。大王崎~御前崎に17~19℃の冷水が分布、20℃が離岸。外側域は20~21℃。石廊崎沖で20℃が反流状に西向きに分布。八丈島沖を20℃が東進、房総沖で19℃が離岸気味に流去。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、15.2~17.2℃の範囲にあり平年値と比較して+3.0~+5.1℃の範囲でかなり高めで経過している。
九鬼定置水温は、17.0~18.0℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 3月8日の調査船あさまによる伊勢湾観測では、表面水温10.7℃~14.0℃、底層水温10.7℃~14.1℃と表面で平年より3℃程度、底層で2℃程度高くなっています。伊勢湾全体に透明度が高く、湾奥で5m、湾口で10m程度であった。
植物・動物プランクトンの発生は例年同期と比べると少ないようです。
白子定地水温は、10.6~13.0℃の範囲にあり平年値と比較して+1.7~+4.2℃の範囲でかなり高め→高めで経過している。 |
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