週間海況情報(2006年12月15日~2006年12月21日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温: 黒潮域の水温は全域で停滞。24℃は更に後退。前年同期は、都井岬まで22~23℃が接岸、足摺岬~室戸岬で22℃接岸。御前崎で21℃がやや離岸した後、八丈島付近を21℃が東進、房総半島で21℃がやや離岸。
表面水温から推定される黒潮:室戸岬~潮岬は23℃が接岸、外側域は22~23℃で停滞。大王崎~野島崎の沿岸寄りは17~19℃で停滞。 八丈島付近を23℃が東進。 房総沖に広く17~18℃の水域が分布、22℃が沖合を東進。 |
熊野灘沿岸: | 12月19日~20日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘沿岸の表層水温は17~18℃前後で、平年並み~やや低めであった。100mでは13~17℃で中部沿岸で平年並みの他は1~2℃低め、200mでは11~12℃前後で平年並み~1℃程度低め。
黒潮北縁は33°20′N付近にあり、表層水温は22~23℃で、東へ4ノット前後の流れであった。
浜島定地水温は、13.7~14.9℃の範囲にあり平年値と比較して-0.3~+1.1℃の範囲で平年並み→やや高めで経過している。 九鬼定置水温は、17.0~17.8℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 12月21日の調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温12.4~14.5℃、底層水温13.5℃~15.7℃で、12月上旬の水温よりは1℃程低いものの、例年同期に換算すると1~2℃程高めの水温であった。透明度は5~10mで、湾全域で高めであった。
白子定地水温は、12.2~13.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.9~+1.7℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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