週間海況情報(2006年10月26日~2006年11月1日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域の水温は、引き続き前期並みで推移。前年同期は奄美沖~種子島で26℃が接岸、都井岬~潮岬は25~26℃が接岸気味に東進。三宅島~八丈島を25~26℃が東進、房総半島沖合で25~26℃がやや接岸気味に分布。
表面水温から推定される黒潮:足摺岬~潮岬で25~26℃接岸。外側域は24~26℃で停滞。大王崎~野島崎の沿岸寄りは前期並みの22~24℃。八丈島付近を25℃が東進、八丈島東沖に23℃の水域が分布しており24~25℃が蛇行気味に東進~北上。犬吠南東沖に24℃の反流が分布。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、20.9~21.1℃の範囲にあり平年値と比較して+1.2~+1.4℃の範囲でやや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 11月1日、調査船「あさま」による伊勢湾観測では、表面は20.3℃~21.5℃、底層は21.1℃~22.3℃と平年値より2~3℃程高い水温となっています。野間~下御糸を結ぶ線より以北では底層で2ppm以下貧酸素水が依然分布しています。また、四日市港を中心に渦鞭毛藻の1種であるアカシオ・サンギネア(旧名:ギムノディニウム・サンギニウム)による赤潮が発生し、黒褐色に着色しています。
白子定地水温は、20.1~21.6℃の範囲にあり平年値と比較して+1.3~+2.6℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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