週間海況情報(2006年10月6日~2006年10月12日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域の水温は全域で1℃前後の降温。前年同期は奄美沖28℃、屋久島・種子島付近28℃、都井岬で28℃が接岸気味に北上、足摺岬で27℃接岸、室戸岬~潮岬は26℃接岸、沖合に27℃。八丈島付近を26℃が東進、房総半島沖合を26℃が北上。
表面水温から推定される黒潮:室戸岬~潮岬は26℃に降温。外側域は25~27℃で大きく降温した。大王崎~野島崎の沿岸寄りは23~25℃で前期並み。八丈島付近を26℃が東進。 八丈島東沖に24℃前後の冷水があり、これを迂回して26℃が142°Eを北上。 房総半島には24~26℃が反流状に分布。 |
熊野灘沿岸: | 10月11日の調査船「あさま」による熊野灘北中部の観測では、表面水温は22~24℃台、50mでは19~23℃、100mでは14~18℃、200mでは10~11℃前後で、中部沖合の50~200mで平年より低めの他はほぼ平年並みであった。
浜島定地水温は、21.8~22.2℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5~0.0℃の範囲で平年並みで経過している。 |
伊勢湾: | 10月12日の「あさま」による伊勢湾観測では、表面水温は21.5℃~22.9℃、底層水温は22.1℃~22.6℃で、平年並み~やや高めであった。底層の貧酸素水塊(2ppm以下)は、鈴鹿沖など全体としては解消に向かいつつありますが、湾中央部の深所を中心に分布しています。
白子定地水温は、22.2~22.7℃の範囲にあり平年値と比較して+0.7~+1.4℃の範囲でやや高めで経過している。 |
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