週間海況情報（2006年4月14日～2006年4月20日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 表面水温：黒潮域の水温は各所で昇温・降温を繰り返しているが概ね昇温基調で推移。房総半島沖の蛇行は縮小した。前年同期は御前埼沖で21℃が31°Ｎまで離岸｡水温は屋久島沖23℃､潮岬沖22℃、伊豆列島21℃であった。
表面水温から推定される黒潮：足摺岬～潮岬を 20～21℃ が概ね接岸気味に東進。外側域は広く19～20℃で前期並み。大王埼～野島埼の沿岸寄りは14～17℃。三宅島付近に16～19℃の暖水が反流状に分布。 房総半島沖の冷水の分布は弱まり、20℃が142°Ｅ付近を北上。 犬吠埼沖で17～18℃が反流状に分布。 |
| 熊野灘沿岸： | 4月19日の調査船による観測では、熊野灘北中部沿岸の表面水温は14～19℃前後、50mでは13～17℃台、100mでは13～16℃前後で、沿岸域で平年並み～2℃低め、沖合域で平年並み～1℃高めであった。200mでは11～12℃前後で、平年より1℃前後低めであった。
熊野灘には沖から表層水温18℃以上の暖水が流入し、表層の低水温は解消傾向にある。沿岸の下層水温は低い状態が続いている。 浜島定地水温は、13.3～14.8℃の範囲にあり平年値と比較して-2.2～-1.1℃の範囲で低め→やや低めで経過している。 九鬼定地水温は、13.6～14.2℃の範囲で経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、12.6～13.8℃の範囲にあり平年値と比較して-2.1～-0.5℃の範囲で低め～やや低めで経過している。 |
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