週間海況情報(2005年9月30日~2005年10月6日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:停滞気味に推移。台風の影響があった沖合水域は昇温。前年同期は潮岬~大王埼で離岸、水温は広く27℃の分布で、沖合に28℃が分布していた。
表面水温から推定される黒潮:都井岬沖は27℃接岸。足摺岬~室戸沖は27℃が接岸。潮岬で27℃やや離岸。大王埼~野島埼の沿岸寄りには23~26℃の分布。御前埼・石廊埼沖合で26~27℃が32~33°N付近を東進し、房総半島沖合を26℃が北上。 |
熊野灘沿岸: | 10月4~5日の観測では、熊野灘沿岸の表面水温は23~25℃前後、50mでは20~23℃前後、100mでは13~16℃前後、200mでは10℃前後であった。表面では平年並み~1℃程度高め、50~200mでは平年より1~2℃程度低め。熊野灘沖の黒潮北縁は33°20′N付近にあり、黒潮の表層水温は27℃台。
浜島定地水温は、23.1~24.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.4~+1.5℃の範囲でやや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 10月6日~7日の調査船あさまによる伊勢湾観測では、表面水温は23.0℃~24.1℃、底層水温は21.6℃~23.5℃と平年よりやや高めの水温となっています。一方、底層の溶存酸素は0.3ppm~7.8ppmの範囲で、伊勢湾中央部の深所と津市から明和町の三重県沿岸に2ppm以下の貧酸素水塊が分布しています。
白子定地水温は、23.6~24.0℃の範囲にあり平年値と比較して+1.4~+1.8℃の範囲でやや高め→高めで経過している。 |
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