週間海況情報(05年06月24日~05年06月30日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域の水温は1℃前後のゆるやかな昇温傾向で推移。前年同期は、都井岬接岸、足摺岬~室戸岬で離岸、潮岬で接岸、三宅島付近を通って房総半島でやや離岸。水温は房総沖まで広く26℃、潮岬沖に27℃、奄美は28℃の分布であった。
表面水温から推定される黒潮:都井岬沖25~26℃が接岸気味、足摺岬~潮岬は25~26℃接岸気味に分布。大王埼~御前埼には23℃前後の冷水域が分布するが、大王埼~御前埼の離岸距離はやや縮小。 24℃が32°N付近まで蛇行。石廊埼沖~野島埼沖を24℃がやや東偏気味に北上。房総半島沖を24℃が東進している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、 25.8~27.8℃の範囲にあり平年値と比較して+2.6~+4.2℃の範囲でかなり高めで経過している。
九鬼定地水温は、22.0~23.6℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 7月1日の調査船あさまによる伊勢湾観測では、表面水温は24.1℃~26.3℃、底層水温は15.7℃~20.4℃とほぼ平年並みの水温となっています。一方、
底層の溶存酸素は0.1ppm~5.0ppmの範囲で、湾中央部から奥の水深20m以深では1ppm以下の無酸素状態となっています。一方、
湾口から湾中央部からにかけては外海系水が分布し溶存酸素の値も3~4ppm台となっています。
白子定地水温は、 24.4~26.8℃の範囲にあり平年値と比較して+3.5~+0.9℃の範囲でかなり高め→やや高めで経過している。 |
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