週間海況情報(2004年11月26日~2004年12月2日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域の水温は停滞気味。24~25℃がやや後退。前年同期の黒潮は、種子島~都井岬で離岸、足摺岬~潮岬まで接岸、遠州灘(33°30′N)を東進、三宅島付近から房総に接岸。水温は、房総沖23℃、潮岬沖24℃、屋久島沖25℃。
表面水温から推定される黒潮:潮岬~御前埼は広く22~23℃の冷水域が分布、23℃は31°Nまで蛇行。 紀伊水道沖に22℃が渦状に分布。潮岬から南東向きに21℃冷水域が分布。御前埼~石廊埼で23℃が北上、熊野灘方向に弱く反流を形成している模様。伊豆海域では23℃。房総半島は23℃が沖寄りに分布。黒潮続流域は22℃に降温。 |
熊野灘沿岸: | 12月1~2日の沿岸定線観測では、表層水温は21℃前後で平年より2℃程度高め、100mでは18~19℃前後で平年より1~2℃程度高め、200mでは12~13℃前後で中部沿岸域で1℃高めの他は平年並みであった。
11月初めの記録的な高水温は解消したものの、高水温傾向が持続。広範囲で黒潮内側反流による1~1.5ノットの南西流が観測された。 浜島定地水温は、16.3~17.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.9~+1.5℃の範囲で高め→やや高めで経過している。 九鬼定地水温は、19.6~20.3℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、+1.6~+3.1℃の範囲にあり平年値と比較して+1.6~+3.1℃の範囲で高め~かなり高めで経過している。 |
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