週間海況情報(2004年11月5日~2004年11月11日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温:黒潮域の水温は前年並み。前年同期の黒潮は、九州東岸~潮岬まで接岸、遠州灘(33°20′N)を東進、三宅島付近から房総に接岸。水温は奄美沖26℃、伊豆海域まで帯状に25℃が分布。
表面水温から推定される黒潮:潮岬~御前埼は沿岸寄りに広く23~24℃が分布、24℃が31°Nまで蛇行。御前埼~石廊埼の沿岸には、24℃の反流が熊野灘方向に分布。房総半島は降温して23℃が接岸気味に分布。黒潮続流域は23℃。伊豆海域は24℃で前期並み。 |
熊野灘沿岸: | 11月8~10日の調査船「あさま」による観測では、熊野市沖SE30マイル付近の水温は表層で23℃前後、100mで20℃前後、200mで12℃前後で、表層では先週の観測時よりやや降温したものの、100mおよび200mでは昇温し、高水温傾向が強まっている。また、熊野灘の広範囲で引き続き南西へ1ノット以上の黒潮内側反流に対応する流れが観測された。
浜島定地水温は、19.5~20.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.5~+1.9℃の範囲でやや高め→高めで経過している。 九鬼定地水温は、20.8~21.6℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、19.2~19.7℃の範囲にあり平年値と比較して+1.4~+1.8℃の範囲で高めで経過している。 |
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