週間海況情報(2004年7月9日~2004年7月15日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 表面水温: 黒潮域は停滞気味だが、26℃台、27℃台の分布が東寄りを中心に広がっている。また29℃の水温もみられるようになってきた。前年同期の黒潮は、九州~犬吠で接岸基調、足摺岬沖に28℃台、八丈島に26~27℃台が分布。
表面水温から推定される黒潮: 奄美諸島の西沖を広く28℃水温が北東方向に分布、29℃水温もみられている。 鹿児島~長崎には九州沿岸~128°Eを広く26~27℃の暖水が北上。屋久島・種子島は28℃台が接岸。都井岬沖を28℃が前期より接岸して東向きに分布。今期は28℃の水温が足摺岬沖~大王埼の沖合まで達している。潮岬~御前埼~御前埼には27℃台が接岸。伊豆海域は26~27℃台が分布、御蔵~八丈を27℃の水温が東進。 房総沖は今期26℃台が前期よりも幅広く離岸して北東向きに分布。 |
熊野灘沿岸: | 7月12~13日の調査船「あさま」による熊野灘観測では、熊野灘の表層水温は27~28℃前後で平年より2℃前後高めであった。50~00m水温は先週の観測時に比べて1~2℃降温したものの、平年に比べて3~4℃前後も高めで、高水温傾向が持続している。
浜島定地水温は、27.6~28.6℃の範囲にあり平年値と比較して+2.2~+3.0℃の範囲で高め~かなり高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、27.2~28.8℃の範囲にあり平年値と比較して+1.9~+3.3℃の範囲で高め~かなり高めで経過している。 |
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