週間海況情報（2004年6月18日～2004年6月24日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 黒潮は、都井岬～足摺岬で25℃台の暖水が分布するが、その沖に26℃台の水温が北東向きに分布している。室戸岬～紀伊水道で25℃台が離岸するようになり、潮岬沖で25℃水温が接岸。潮岬～伊豆海域には今期広く25℃台が分布、内側域は23～24℃台に昇温。遠州～伊豆は沖寄りに25℃前後の冷水域がある。房総沖も25℃台の分布となり、20～24℃の潮境が形成されている。
表面水温は、広く１℃以内の昇温。25℃台の分布域が広がって九州～東海～房総の沖を広く25℃台が分布している。前年同期は23日～27日に急激な昇温があった。 |
| 熊野灘沿岸： | 6月24日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘北部には表面水温22℃台の沿岸系水が分布して平年並み､中部沖合には南から24℃以上の黒潮系水が流入して平年より2℃程度高めであった。北部では時計回りの1ノット程度の流れ、中部沖合では黒潮北縁に対応する東北東～東へ3ノット前後の強い流れが観測された。
浜島定地水温は、24.7～25.4℃の範囲にあり平年値と比較して+1.6～+2.5℃の範囲で高めで経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、24.8～25.9℃の範囲にあり平年値と比較して+1.8～+2.8℃の範囲で高め～かなり高めで経過している。 |
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