週間海況情報(2004年5月28日~2004年6月3日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、都井岬~室戸岬で引き続き大きく離岸している。潮岬沖で接岸しており、同沖合には25℃台の先端が分布している。潮岬~房総半島には24℃台が分布。
今期の表面水温は、全般に昇温基調だが、25℃台の先端はやや停滞気味に推移している。 |
熊野灘沿岸: | 6月2日の調査船『あさま』による観測では、熊野灘北部沿岸の表面水温は21℃前後で平年よりやや高めであった。
英虞湾沖SE2マイルにおける20m水温は18.8℃(平年差-0.8℃)、50m水温は17.0℃( 平年差-0.1℃)であった。 浜島定地水温は、22.3~23.8℃の範囲にあり平年値と比較して+1.0~+2.6℃の範囲でやや高め~かなり高めで経過している。 九鬼定地水温は、20.5℃であった。 |
伊勢湾: | 6月4日の調査船『あさま』による伊勢湾内三重県側(鳥羽市沖~鈴鹿市沖)の観測では、水温は表面で21.2~22.6℃、底層では14.9~17.9℃の範囲にあり、表面では平年並み、底層では平年よりやや低めであった。塩分は表面で24.9~27.9、底層で31.4~33.4の範囲にあり、表面では平年並み、底層ではやや高めであった。底層での溶存酸素量は2.4~4.2ppmの範囲にあり松阪市と鈴鹿市の沿岸でやや低めである。
河芸沖から鈴鹿市沖にかけて赤潮(種未査定)が分布していた。
白子定地水温は、20.7~25.0℃の範囲にあり平年値と比較して-0.4~+4.6℃の範囲でかなり高め→平年並みで経過している。 |
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