週間海況情報（2004年5月21日～2004年5月27日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 黒潮流路は、都井岬南東～室戸岬沖で著しく離岸した後、潮岬で接岸し、熊野灘～遠州灘沖では東北東に向かい、三宅島付近を通って房総半島で離岸。
黒潮内の水温は、23～26℃台で 前年並み。 九州東岸では、20～22℃台に昇温して前年並み。 豊後水道外域では、19～21℃台で前年並み～1℃低め。土佐湾では、 21～22℃台で前年並み～1℃高め。 紀伊水道沖では､19～22℃台にやや降温して前年並み～℃低め。熊野灘～遠州灘では、18～21℃台で前年並み～3℃低め。御前埼南18海里付近まで23℃台の暖水が波及。伊豆諸島海域では､22℃台が新島北まで暖水が波及しているものの、19～24℃台で前年より1～℃低め。房総半島沿岸では 16～19℃で、 前年より1～3℃低め。 今期は、ゆるやかに昇温している。 |
| 熊野灘沿岸： | 5月24日および25日の調査船による観測では、熊野灘北部の表面水温は20℃前後、50mで16℃前後、100mで14℃台でほぼ平年並み、200mでは10℃台で平年より低めであった。
浜島定地水温は､19.7～22.5℃の範囲にあり平年値と比較して-0.3～+2.0℃の範囲で平年並み→高めで経過している。 九鬼定地水温は、19.0～20.3℃の範囲で経過している。 |
| 伊勢湾： | 5月26日の調査船による観測では、伊勢湾口～志摩半島沿岸の表層では極端な低塩分水が見られた。
白子定地水温は､19.8～22.7℃の範囲にあり平年値と比較して+0.2～+2.7℃の範囲で平年並み→かなり高めで経過している。 |
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