週間海況情報（2004年4月9日～2004年4月15日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 黒潮流路は、都井岬南東～足摺岬で著しく離岸、室戸岬～潮岬沖で接岸後、熊野灘～遠州灘沖では東北東に向かい御前埼南でかなり接岸した後、伊豆諸島西海域で蛇行した後、三宅島南を通って、房総半島沖で接岸。
黒潮内の水温は、20～25℃台を示して前年並み～1℃高め。紀伊水道沖では､18～21℃台を示して前年より1～3℃高め。 遠州灘では、黒潮が接岸して、16～18℃台に昇温して、前年より1℃高め。伊豆諸島海域では、新島西に15℃台の冷水域が出現して前期より1～2℃降温。房総半島沿岸では、12～20℃台を示し前年並み～3℃高め。 今期の表面水温は、全般に昇温した。 |
| 熊野灘沿岸： | 4月12～13日の調査船「あさま」による熊野灘観測では、熊野灘沖の黒潮表面水温は22℃台で、流速は黒潮北縁域で4～5ノット、黒潮本流内では2～3ノットであった。沿岸域の表面水温は16℃前後、100mで14℃前後、200mで11℃前後で、平年より1℃程度低めであった。
浜島定地水温は、15.8～16.6℃の範囲にあり、平年値と比較して+0.2～+1.5℃の範囲で平年並み～やや高めで経過している。 九鬼定地水温は、15.5～16.2℃の範囲で経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、14.3～15.7℃の範囲にあり、平年値と比較して+1.2～+1.3℃の範囲でやや高めで経過している。 |
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