週間海況情報（2004年2月27日～2004年3月4日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 黒潮流路は､都井岬南東で著しく離岸､豊後水道外域～足摺岬でやや離岸、室戸岬～潮岬で接岸後、熊野灘～遠州灘沖では33゜20～30′Ｎ付近を通り、三宅島北を通った後､房総半島沖でやや離岸｡
黒潮内の水温は、19～22℃台で前年より1℃低い。九州東岸～豊後水道外域では、16～18℃台に降温。前年より1℃高い。土佐湾～紀伊水道沖は、15～17℃台に降温｡前年より1～2℃低い｡熊野灘では、前期と変化少なく前年並み。遠州灘沖では、やや降温して12～15℃台。前年より1～2℃低い。伊豆諸島海域では、前期と変化少なく、大島北まで15℃台の暖水が波及。房総半島沿岸では、9～14℃台にやや降温。前年より1～5℃低い。 今期は、停滞傾向であった。 |
| 熊野灘沿岸： | 3月2～3日の調査船「あさま」による観測結果では、熊野灘沿岸の表層水温は13～15℃前後、200ｍ水温は10～11℃前後で､共に平年より1～2℃程度低めであった。黒潮は潮岬に接岸し、熊野灘沖を東へ直進していた。黒潮の表層水温は19℃台後半、北縁域の表層流速は4ノット以上であった。
浜島定地水温は、11.6～12.2℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1～+0.4℃の範囲で平年並みで経過している。 九鬼定地水温は、13.5～13.8℃の範囲で経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、8.3～9.2℃の範囲にあり平年値と比較して-0.6～+0.2℃の範囲で平年並みで経過している。 |
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