週間海況情報(2003年12月5日~2003年12月11日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、引き続き都井岬南東沖で離岸、豊後水道外域~土佐湾~潮岬で接岸、熊野灘~遠州灘沖で33゜40′N付近を東進して御蔵島南沖から伊豆諸島東側を北上して房総半島沿岸にかなり接岸。
黒潮内の水温は、22~24℃台を示し、前年水温より1℃高め。 熊野灘では、21~22℃台の暖水が幅広く波及。前年水温より1~3℃高め。 伊豆諸島海域では、西側で石廊埼から御蔵島にかけて16~18℃台の低温域が分布。東側では、黒潮前線が御蔵島付近から大島まで南北に分布。 房総半島沿岸では、前年水温より1℃高め。 今期は停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、14.3~15.3℃の範囲にあり平年値と比較して0.0~+0.9℃の範囲でやや高め→平年並みで経過している。
九鬼定地水温は、17.5~18.7℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 12月8日に行った調査船「あさま」による伊勢湾観測によれば、水温は表面で15.1~17.8℃、底層で15.6~18.2℃の範囲にあった。
表・底層とも湾全域で平年よりやや高め~かなり高めであった。 塩分は表面で29.8~32.6、底層で30.9~33.5の範囲にあり、表面では湾全域で平年並み、底層では湾奥部~湾中央部でやや高め、湾口部で平年並みであった。 白子定地水温は、13.4~15.4℃の範囲にあり、平年値と比較して+0.7~+2.2℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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