週間海況情報(2003年11月7日~2003年11月13日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、引続き九州東岸~土佐湾~潮岬で接岸、熊野灘~遠州灘沖で33゜20′N付近を東進して御前崎沖から北東へ向かい、三宅島付近を通って房総半島に接岸。
黒潮内の水温は、24~26℃台を示し前年水温並み~1℃高め。 熊野灘~遠州灘では、21℃台が広く分布して前年水温より1~3℃高め。 伊豆諸島海域では、20~25℃台を示し、前年水温より1~2℃高め。 房総半島沿岸では、20~24℃台の黒潮前線が接岸して前年水温より2~3℃高め。 今期は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、18.6~19.8℃の範囲にあり平年値と比較して+0.8~+1.5℃の範囲でやや高めで経過している。
九鬼定地水温は、20.0~21.0℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 11月13日の調査船「あさま」による伊勢湾観測によれば、水温は表面で17.7~19.7℃、底層で18.8~21.1℃の範囲にあった。表面では湾口部でやや高めの他はほぼ平年並、底層では湾全域でやや高め~高めであった。塩分は表面では湾奥部でやや低めの他は平年並、底層では湾中央部でやや高めの他は平年並であった。貧酸素水塊は津沖にごく一部残る程度でほぼ消滅した。
白子定地水温は、16.7~18.3℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5~+0.7℃の範囲で平年並みで経過している。 |
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