週間海況情報（2003年8月1日～2003年8月7日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 黒潮流路は、九州東岸～土佐湾～潮岬沖で接岸した後、遠州灘沖で33°30′Ｎ付近を東進して石廊埼南沖から北東～東北東へ向かい、三宅島付近を通って房総半島沿岸に概ね接岸。
黒潮内の水温は、28～30℃台に昇温して、前年水温並み～１℃高めとなった。土佐湾～紀伊水道では、暖水波及が強まって26～29℃台を示し、前年水温並み～１℃低め｡熊野灘～遠州灘では､26℃台が広く分布して前年水温並み～１℃低め。伊豆諸島海域は、黒潮がかなり接岸して24～29℃台を示し前年水温より１℃低め～２℃高め。房総半島沿岸は、22～25℃台を示し前年水温より２℃低め。 今期の表面水温は、１℃程昇温している。 |
| 熊野灘沿岸： | 8月4～5日の調査船「あさま」による観測では、表面水温は25.4～29.5℃、50ｍでは15.7～26.3℃、100ｍでは13.5～24.0℃､200ｍでは10.4～19.7℃の範囲にあった。沿岸の表面水温はほぼ平年並み､50ｍでは平年並み～2℃程度低め、100ｍ・200ｍではほぼ平年並みであった｡黒潮の表面水温は29℃台で､前年同期より1℃程度高めであった。
浜島定地水温は、27.6～29.2℃の範囲にあり平年値と比較して0.0～+1.6℃の範囲でやや高めで経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は､28.0～29.0℃の範囲にあり平年値と比較して-0.2～+1.7℃の範囲で平年並み～高めで経過している。 |
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