週間海況情報(2003年6月27日~2003年7月3日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~土佐湾沖でやや離岸、室戸岬沖で接岸、潮岬沖でやや離岸して、遠州灘沖で32°50′Nまで離岸した後東北東へ向かって御蔵島付近を通り、房総半島南東沖で離岸。
黒潮内の水温は、25~27℃台を示し前年水温より1℃低め。 九州東岸では、22~24℃台を示し前年水温より2℃低め~2℃高め。土佐湾~紀伊水道は、24~25℃台を示し前年水温より1~2℃高め。熊野灘~遠州灘では、22~23℃台が広く分布して、前年水温より2~3℃高め。伊豆諸島海域では黒潮系水に覆われて22~25℃台を示し、前年水温並み~2℃高め。房総半島沿岸では、黒潮が離岸して18~23℃台を示し、前年水温並み~2℃低め。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 7月1日、3日の調査船「あさま」による観測では、熊野灘の表面水温は23℃前後、50mでは17℃前後、100mでは15℃前後、200mでは11℃前後で、各層において平年より1℃程度低めであった。
表層における塩分は、平年より高めであった。 浜島定地水温は、24.0~24.6℃の範囲にあり平年値と比較して+0.1~+0.9℃の範囲でやや高め→平年並みで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、22.9~24.1℃の範囲にあり平年値と比較して-2.7~+0.1℃の範囲で平年並み→かなり低めで経過している。 |
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