週間海況情報(2003年5月16日~2003年5月22日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~潮岬沖で概ね接岸、遠州灘~駿河湾沖で32°40′Nまで蛇行した後、伊豆諸島西側を北上して房総半島に接岸。 黒潮内の水温は、23~26℃台を示し、前年水温並み~1℃低め。
土佐湾~紀伊水道沖では、黒潮が接岸して前期より1~4℃昇温し20~24℃台。 遠州灘~御前埼沖では、20~21℃台の冷水域が前期より広く分布。 伊豆諸島海域では、黒潮系水に覆われて20~23℃台を示し、前年水温並み~2℃高め。 房総半島沿岸の水温は、16~23℃台を示し、前年水温並み。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 5月19日の調査船「あさま」による熊野灘北部の観測では、表面水温は19.5~21.4℃、50mでは18.3~20.6℃、100mでは16.3~17.6℃、200mでは12.9~14.3℃で、沿岸の表面で平年並み?やや低めの他は平年より1~3℃高めであった。熊野灘には引き続き黒潮内側反流が流入し、高水温傾向となっている。 浜島定地水温は、19.2~20.4℃の範囲にあり平年値と比較して-0.2~+0.7℃の範囲で平年並みで経過している。 九木定置の水温は、19.2~19.4℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、17.9~19.5℃の範囲にあり平年値と比較して-1.4~-0.2℃の範囲でやや低めで経過している。 |
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