週間海況情報(2003年4月11日~2003年4月17日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、徐々に接岸しているものの九州東岸~四国沖でかなり離岸、潮岬沖で接岸して、熊野灘~遠州灘沖を33°30′N付近を東進して御蔵島付近を通り房総半島沖では、33°Nまで大きく蛇行して142°E付近を北上。
黒潮内の水温は、19~23℃台を示し前年水温並み~2℃低め。 四国沿岸~紀伊水道沖では、17~18℃台を示して前年水温より1℃低め。 熊野灘~遠州灘沖では、15~18℃台を示し前年水温より2~3℃低め。 伊豆諸島海域では、16~21℃台を示し前年水温並み~1℃高め。 房総半島沖では、16℃台の低温域が広く分布して前年水温より2~4℃低め。 今期の表面水温は、停滞気味に経過。 |
熊野灘沿岸: | 4月16~18日の調査船「あさま」の熊野灘定線観測では、表面水温は17.0~23.2℃、50m水温は13.8~22.4℃、100m水温は11.9~21.5℃の範囲にあった。南部黒潮域を除き、表面では平年並み~2℃前後高め、50~100mでは一部で2℃前後低めの他は平年並み~2℃高めであった。熊野灘沖の黒潮は接岸傾向に流れ(東北東に約3ノット)、熊野灘には反時計回りの渦が形成されていた。
浜島定地水温は、15.2~17.3℃ の範囲にあり、平年並み→やや高めで経過している。 九木定地水温は、16.4~17.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、12.9~14.3℃の範囲にあり平年値と比較して-0.8~+0.1℃の範囲でやや低め~平年並みで経過している。 |
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