週間海況情報（2003年3月7日～2003年3月13日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 黒潮流路は、引続き九州東岸～土佐湾沖で著しく離岸、潮岬沖に接岸したあと熊野灘～遠州灘沖で33°10′Ｎ付近を東進して御蔵島南付近から北東へ向かい房総半島沿岸に概ね接岸している。
黒潮内の水温は、18～23℃台を示し、前年水温並み～１℃低めである。 遠州灘～駿河湾沖では、内側反流の影響で14～15℃台が分布して前年水温より１～２℃高めである。 駿河湾や相模湾～伊豆諸島北部では、野島崎沖から内側反流がみられるものの前年水温並み～２℃低めである。房総半島沿岸では10～18℃台を示し、前年水温並み～２℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
| 熊野灘沿岸： | 3月12～14日の調査船「あさま」による熊野灘観測では、熊野灘沿岸の表面～100ｍ水温は14℃前後で、表面では平年より1～2℃低め、50ｍ～100ｍでは平年並み～1℃低めであった。200ｍ水温は12～13℃前後で、ほぼ平年並みであった。 熊野灘沖の黒潮北縁は33°25′N付近、黒潮南縁は32°45′N付近にあった。黒潮最高水温帯の水温は、表面～100ｍで20.3℃、200ｍで19.6℃であった。
浜島定地水温は、10.4～10.6℃の範囲にあり平年値と比較して-1.8～-1.5℃の範囲で低め～やや低めで経過している。 九木定地水温は、14.0℃であった。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、7.7～8.2℃の範囲にあり平年値と比較して
-1.6～-1.4℃の範囲でやや低めで経過している。 |
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