週間海況情報(2003年2月28日~2003年3月6日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、引き続き九州東岸~土佐湾で著しく離岸、潮岬沖で接岸したあと、熊野灘~遠州灘沖で33°00′N付近を東進して石廊崎沖から北北東へ向かい房総半島沿岸に接岸している。
黒潮内の水温は、19~23℃台を示し、前年水温並みである。 土佐湾~紀伊水道沖では、16~18℃台を示し、前年水温並みである。 熊野灘~遠州灘沖では、14℃台が広く分布して前年水温より1~3℃高めである 駿河湾や相模湾~伊豆諸島北部では、引続き黒潮系水が波及しており、前年水温より1~3℃高めである。 今期の表面水温は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、9.8~11.7℃の範囲にあり平年値と比較して0.0~-1.9℃の範囲で低め~平年並みで経過している。昨年同期は、11.1~12.2℃の範囲で経過している。
九木定地水温は、14.5~14.7℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、7.8~8.8℃の範囲にあり平年値と比較して-1.3~-0.2℃の範囲でやや低め~平年並みで経過している。
3月5~6日の伊勢湾観測によれば、水温は表面で8.6~10.5℃、10mで8.4~10.5℃、底層で8.6~11.0℃の範囲にあり、全層で平年並みであった。塩分は表面で27.97~33.03,10mで31.07~33.05,底層で31.19~33.20の範囲にあり、表面では平年並み、10m~底層では平年よりやや低めであった。 |
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