週間海況情報(2003年1月31日~2003年2月6日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸で著しく離岸、足摺岬~潮岬沖で概ね接岸したあと、遠州灘沖で33°30′N付近を東北東へ向かって三宅島北を通り房総半島に接岸している。
黒潮内の水温は、19~22℃台を示し、前年水温より1℃低めである。土佐湾~紀伊水道沖では,16~19℃台を示し、前年水温並みである。熊野灘への暖水波及は、前期より強まった。遠州灘沖では、14℃台が広がっている。伊豆諸島海域では、引続き黒潮が接岸して14~19℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。房総半島沿岸では,12~18℃台を示し、前年水温並みである。 今期の表面水温は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 2月6日の調査船「あさま」による定線観測では、熊野灘沿岸の表面水温は15.4~16.9℃、100mでは14.3~16.0℃の範囲にあり、平年並み~1℃程度高めであった。
200mでは12.3~13.5℃で、ほぼ平年並みであった。 浜島定地水温は、10.4~13.9℃の範囲にあり平年値と比較して -0.9~+2.5℃の範囲にあり、平年値と比較してやや低め~高めへと変化した。10℃台で経過した前年同期と比べるとかなり高くなってきた。 九木定地水温は、14.7~14.9℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、6.8~7.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.7~-1.3℃の範囲でやや低めで経過している。 |
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