週間海況情報(2003年1月3日~2003年1月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸でかなり離岸、土佐湾沖~潮岬沖で接岸したあと、遠州灘沖で33°20′N付近から東北東へ向かい新島南を通って房総半島に概ね接岸している。
黒潮内の水温は、20~23℃台を示し前年水温並みである。 土佐湾~紀伊水道沖では、19~20℃台を示し、前年水温並み~1℃高めである。 熊野灘~遠州灘沖では、14~16℃台を示し、遠州灘では前年水温より1~2℃高めである。伊豆諸島海域では、引続き黒潮が接岸して17~20℃台を示し、前年水温より北部で1~℃高め、南部で並み~1℃高めである。房総半島沿岸では、12~19℃台の潮目が形成され、前年水温並み~2℃低めである。 今期の表面水温は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 1月7~8日の『あさま』による沿岸定線観測結果によると、表面水温は14.7~21.3℃、100mでは12.0~21.4℃、200mでは10.4~18.5℃の範囲にあり、熊野灘北中部沿岸では平年並み~2℃程度低めであった。熊野灘沖で黒潮が強く接岸しており、南部沖合では高水温であった。
浜島定地水温は、10.5~10.8℃の範囲にあり平年値と比較して-1.4~-1.8℃の範囲で低めで経過している。 九木定地水温は、14.3~15.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、6.9~8.5℃の範囲にあり平年値と比較して-0.9~-3.1℃の範囲で、かなり低め→低めで経過している。 |
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