週間海況情報(2002年11月22日~2002年11月28日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、屋久島~種子島南沖でやや離岸、九州東岸で概ね接岸、土佐湾沖~潮岬沖で接岸したあと、遠州灘沖で 33°30′N付近を東進して石廊崎沖からかなり接岸して新島付近を通り、房総半島沖では接岸している。
黒潮内の水温は、22~25℃台を示し、前年水温より1℃低めである。 熊野灘~遠州灘では、15~18℃台の低水温域が分布して、前年水温より2~4℃も低めである。 伊豆諸島北部海域では、黒潮がかなり接岸して18~22℃台を示し、前年水温より1~3℃高めである。 房総半島沿岸は、17~22℃台の潮目が形成され、前年水温並み~2℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 11月29日の調査船『あさま』による観測では、熊野灘北中部の表面水温は16~18℃前後で平年より2℃程度低めであった。50mでは17.0~17.2℃、100mでは14.0~14.5℃、200mでは10.1~10.4℃で平年より2~3℃低めであった。
浜島定地水温は、13.7~14.8℃の範囲にあり平年値と比較して-1.2~-1.8℃の範囲で低めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、12.8~14.6℃の範囲にあり平年値と比較して-1.0~-2.6℃の範囲でやや低め~低めで経過している。 |
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