週間海況情報(2002年11月1日~2002年11月7日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、屋久島南~種子島南東沖で離岸、九州東岸でやや離岸、土佐湾~潮岬沖で概ね接岸したあと、遠州灘沖で33°20′N付近を東進して御前崎沖から東北東へ向かって三宅島付近を通り、房総半島沖では概ね接岸している。
黒潮内の水温は、24~26℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 熊野灘~遠州灘では、大王崎沖から23℃台の暖水波及がみられるようになり、前年水温並み~1℃高めである。 遠州灘沖の低水温域が駿河湾沖まで移動した模様。 伊豆諸島海域の水温は、20~25℃台を示し前年水温並み~2℃高めである。 房総半島沿岸は、18~24℃台を示し前年水温より1~2℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 11月6~7日の調査船「あさま」による熊野灘観測では、熊野灘沿岸の表面水温は20~21℃前後で、平年並み~2℃低めであった。
50mでは17~19℃前後、 100mでは14~17℃前後で、共に平年より1~4℃低めであった。200mでは12℃前後で、平年並み~1℃前後低めであった。 浜島定地水温は、17.0~17.4℃の範囲にあり平年値と比較して-1.2~-1.9℃の範囲で低めで経過している。 九木定置の水温は、17.0~20.7℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、15.4~16.0℃の範囲にあり平年値と比較して-2.0~-3.1℃の範囲でかなり低め~低めで経過している。 |
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