週間海況情報(2002年6月7日~2002年6月13日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、引き続き九州東岸~潮岬沖で接岸して、熊野灘沖33°20′N付近から御蔵島南沖まで東進した後北東へ向かい、房総半島沖で離岸している。
黒潮内の水温は、25~27℃台を示し、前年水温並み~1℃高めである。土佐湾・紀伊水道では、東からの暖水波及がみられ、前年水温より1~2℃高めの水温である。熊野灘~遠州灘では、20~21℃台を示し、前年水温より1℃低めである。 伊豆諸島海域の水温は、20~25℃台を示し、前年水温と比較すると北部で並み~1℃低め、南部で2~4℃高めである。 房総半島沿岸では、17~20℃台の水域が分布しており、前年水温より1~2℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 6月13日の『あさま』による沿岸定線観測では、表面水温は21.3~22.0℃、50mでは15.5~18.8℃、100mでは13.0~15.3℃、200mでは11.0~11.9℃の範囲にあった。表面ではほぼ平年並み、50mでは平年並み~やや低め、100m、200mではやや低めであった。
浜島定地水温は、22.7~23.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.5~+1.9℃の範囲で高め~やや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、22.3~23.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.6~+1.6℃の範囲でやや高めで経過している。 |
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