週間海況情報(2002年5月3日~2002年5月9日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、引続き九州東岸~土佐湾沖で離岸、潮岬沖で接岸して熊野灘~遠州灘沖では33°20′N付近を東進して、石廊埼沖から北北東へ向かって三宅島北を通り、房総半島沿岸では概ね接岸している。
黒潮内の水温は、22~26℃台を示し、前年水温並み~1℃高めである。 紀伊水道では、潮岬西からの暖水波及が強まり、前期より1~3℃昇温した。 遠州灘沖の冷水は、徐々に東へ移動している模様。伊豆諸島海域の水温は、黒潮がかなり接岸しているため、北部で前年水温より1~3℃高め、南部で並み~2℃高めである。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 5月8日~10日の『あさま』による熊野灘観測では、表面水温は18.6~24.2℃、50mでは17.3~23.7℃、100mでは15.0~20.8℃、200mでは12.3~18.5℃の範囲にあった。表面では南部黒潮域を除き平年並み、50mでは平年より1~2℃高め、100~200mでは、平年並み~やや高めであった。
浜島定地水温は、19.0~19.6℃の範囲にあり平年値と比較して+0.5~+1.3℃の範囲でやや高めで経過している。 九木定地水温は、18.6~19.4℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、17.0~18.6℃の範囲にあり平年値と比較して-1.4~+0.6℃の範囲でやや低め~平年並みで経過している。 |
|
|