週間海況情報(2002年4月19日~2002年4月25日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~土佐湾沖でかなり離岸、潮岬沖で接岸している。
熊野灘~遠州灘沖では、前期より離岸して33゜N付近を通り、その後北東~東北東へ向かって新島南沖を通り、房総半島沿岸ではやや離岸している。 黒潮内の水温は、21~25℃台を示し、前年水温並み~1℃高めである。 熊野灘~遠州灘沖では、17~18℃台の水域が広がり、御前埼沖からの黒潮反流が弱まった。 伊豆諸島海域の水温は、引続き17~22℃台を示し、北部で前年水温並み~1℃高め、南部で1~2℃高めである。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 4月22日~24日の調査船『あさま』による熊野灘観測では、表面水温は16.5~19.6℃、50mでは15.4~18.3℃、100mでは14.3~17.5℃、200mでは12.0~14.2℃であった。50mの沖合域で平年並み~1℃程度低めの他は、平年より1~2℃高めであった。冬季から続いていた熊野灘の低水温傾向は解消した。
浜島定地水温は、16.7~18.2℃の範囲にあり平年値と比較して0.0~+1.8℃の範囲で平年並み~高めで経過している。 九木定置の水温は、17.9~18.4℃であった。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、16.1~17.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5~+1.5℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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