週間海況情報(2002年4月12日~2002年4月18日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~足摺岬沖でかなり離岸、室戸岬~潮岬沖で接岸している。遠州灘沖からは、接岸~かなり接岸傾向で東北東へ向かって三宅島付近を通り、房総半島沿岸でも接岸している。
黒潮内の水温は、21~25℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 遠州灘では御前埼沖から黒潮反流がみられ16~19℃台を示し、前年水温並み~2℃高めである。 伊豆諸島海域の水温は、16~21℃台を示し、北部で前年水温並み、南部で1~2℃高めである。房総半島沿岸は、 13~21℃台の潮目が顕著1となった。 今期の表面水温は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、15.8~16.5℃の範囲にあり平年値と比較して0.0~+0.9℃の範囲でやや高めで経過している。
九木定置の水温は14.8~15.8℃の範囲で経過している。
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伊勢湾: | 調査船あさまによる4月16日~17日の観測によれば、伊勢湾の表面水温は14.2~15.6℃、10mは12.7~15.0℃、底層は12.2~5.3℃の範囲にあった。表面では湾全域でやや高め?高め、10mでは湾奥部~湾中央部でやや高め~高め、湾口部で高め~かなり高め、底層では全域でやや高めであった。湾中央部の底層では、愛知県沿岸域を除き4~5ppm台の溶存酸素量(DO)を示し、例年に比べてやや低めであった。
白子定地水温は、14.7~15.9℃の範囲にあり平年値と比較して+0.4~+2.2℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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