週間海況情報(2002年2月1日~2002年2月7日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、都井岬南東沖で離岸、九州東岸~四国沖~潮岬沖で接岸しており遠州灘沖では33゜20′N付近から東北東へ向かって三宅島付近を通り、房総半島沖で概ね接岸している。
黒潮内の水温は、19~22℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。熊野灘~遠州灘の水温は、12~14℃台の水域が広がり、前年水温より2~4℃も低めである。伊豆諸島の北部海域は、黒潮北縁部にあたり14~19℃台を示し、前年水温より2℃低め~2℃高め、同南部海域では黒潮に覆われて19~20℃台を示し、前年水温より2~4℃高めである。 房総半島沿岸は、黒潮が徐々に接岸して12~19℃台の潮目が顕著となってきた。その水温は、前年水温並みである。 今期の表面水温は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、10.0~10.9℃の範囲にあり、平年値と比較して-1.2~-0.4℃の範囲でやや低めで経過している。
九木定置の水温は12.5℃~12.7℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 2月5日~6日の『あさま丸』による伊勢湾観測時における表面水温は8.5~10.2℃、10mでは8.5~10.1℃、底層では8.9~11.5℃の範囲にあった。表面では湾全域で平年並み、10mでは湾奥部でやや高めの他は平年並み、底層では湾口部で平年並み、湾中央~湾奥部でやや高めであった。
塩分は表面で27.6~32.8、10mで31.5~32.9、底層で31.9~33.5の範囲にあった。表面では湾口部~湾中央部でやや低め、湾奥部で低め、10m及び底層では湾全域で平年並みであった。
白子定地水温は、8.3~9.0℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1~+0.8℃の範囲で平年並みで経過している。 |
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