週間海況情報(2001年12月7日~2001年12月13日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、種子島沖で接岸、九州東岸~四国沖でやや離岸、潮岬沖で接岸しており、遠州灘沖では33゜N付近を東進して八丈島付近を通った後、142°E付近を北上し36°N付近を東進して房総半島沖で離岸している。
黒潮内の水温は、23~24℃台を示し、前年水温並みである。 黒潮内側域の冷水域は、駿河湾沖で停滞気味に、房総半島沖に徐々に移動している。また潮岬以西では、九州東岸~四国沖でやや離岸傾向がみられる。 四国沿岸~紀伊水道外域の水温は、20~23℃台を示し、前年水温並み~2℃低めである。 熊野灘~遠州灘の水温は17~19℃台を示し、前年水温より1~3℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 12月12日の『あさま丸』による観測では、熊野灘沿岸の表面水温は17.5℃~19.3℃で平年並み~2.2℃低かった。50mでは17.3℃~18.8℃で平年値より0.3℃~2.4℃低かった。100mでは15.1℃~17.8℃であり志摩半島沖で平年値より0.8℃高く、熊野灘の中南部は平年値より0.2℃~2.0℃低かった。200mでは11.0℃~12.5℃で平年値より0.1℃~1.1℃低かった。
浜島定地水温は、13.4~15.1℃の範囲にあり平年値と比較して-1.0~+0.8℃の範囲で低めから高めと変動して経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、11.6~13.0℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1~-1.2℃の範囲でやや低めで経過している。 |
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