週間海況情報(2001年9月21日~2001年9月27日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~潮岬で接岸して、遠州灘沖では33゜N付近を八丈島南まで東進して、141°E付近を蛇行しながら北上して房総半島沿岸に接岸している。
黒潮内の水温は、27~28℃台を示し、概ね前年水温並みである。 黒潮内側域の冷水域は、八丈島付近に22~25℃台がみられる。 九州東岸~四国~潮岬沖では、引続き黒潮系水に覆われている。その水温は前年水温並み~1℃高めである。 遠州灘沖では、24~25℃台が広く分布している。 伊豆諸島海域では、大島南~三宅島間から黒潮反流がみられるようになった。 房総半島沿岸は、22~27℃台の潮目が形成されている。 今期の表面水温は、全般に降温している。 |
熊野灘沿岸: | 9月25日~27日の『あさま丸』による観測では、熊野灘の表面水温は24.5~27.9℃で平年並み~やや高めであった。50m水温は20.4~25.6℃、100m水温は15.6~19.8℃、200m水温は11.0~15.1℃で、北部では厚みのある暖水渦の影響で平年よりかなり高め、南部ではほぼ平年並みであった。
浜島定地水温は、24.5~25.0℃の範囲にあり平年値と比較して+0.3~+1.3℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、24.0~24.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.6~+1.0℃の範囲でやや高めで経過している。 |
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