週間海況情報(2001年9月7日~2001年9月13日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~潮岬で接岸して、遠州灘沖では東南東へ向かい石廊埼沖でやや離岸した後、八丈島付近を通って140°E付近を北上して、房総半島沿岸に接岸している。
黒潮内の水温は、27~28℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 黒潮内側域の冷水域は、遠州灘沖に分布している。また潮岬以西では接岸している。 九州東岸~四国~潮岬沖では、黒潮系水に覆われている。その水温は前年水温並み~1℃高めである。 遠州灘沖の冷水域は、24~25℃台が分布している。 伊豆諸島海域では、大島南~御蔵島から黒潮反流が強まり先端が御前埼まで達している。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、24.8~25.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.8~0.0℃の範囲でやや低め→平年並みで経過している。 |
伊勢湾: | 9月13日~14日の『あさま丸』による伊勢湾観測によれば、表面水温は25.1~26.0℃、10mでは24.9~25.3℃、
底層では23.8~25.7℃の範囲にあり、表面では平年並み~やや低め、10mではやや高め、底層ではかなり高めであった。塩分は表面でやや高めの他はほぼ平年並みであった。湾中央部の底層には依然、DO2ppm以下の貧酸素水塊が広い範囲で分布していた。
白子定地水温は、25.3~25.6℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5~0.0℃の範囲で平年並み経過している。 |
|
|