週間海況情報（2001年4月20日～2001年4月26日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 黒潮流路は、薩南海域でかなり離岸して、九州東岸で概ね接岸、四国～潮岬沖でやや離岸したあと、東南東へ向かい石廊埼南沖で32°Ｎ付近まで離岸して北東へ向かい八丈島付近を通って
142°Ｅ付近を北上し､塩屋埼沖まで北上している｡また一部は房総半島南東沖で再び蛇行して33°Ｎ付近を東へ流去している模様。
黒潮内の水温は、21～24℃台を示し、前年水温並み～2℃高めである。 紀伊水道や熊野灘では、暖水波及がみられ、前年水温より1～3℃高めの水温である。 伊豆諸島海域では、御蔵島～青ｹ島付近から19℃台の幅広い反流がみられ前年水温並み～1℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
| 熊野灘沿岸： | 4月23～24日の『あさま丸』による熊野灘調査では､熊野灘北中部の表面水温は17～18℃前後でほぼ平年並み、熊野灘南部の表面水温は19℃台で平年よりやや高めであった。南部の表面水温19℃台の海域における下層水温は、20mで19℃前後、50mで16～18℃､100mで15℃前後、200mで10℃台で、表層で平年よりやや高めの他は平年並み～低めであった。
浜島定地水温は、16.4～17.2℃の範囲にあり平年値と比較して+0.8～-0.3℃の範囲でやや高め→平年並みで経過している。 九木定置水温は、17.1～17.4℃の範囲で経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、13.4～15.0℃の範囲にあり平年値と比較して-2.2～-0.3℃の範囲で平年並み～低めで経過している。 |
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