週間海況情報(2001年2月16日~2001年2月22日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~足摺岬にほぼ接岸した後、室戸岬沖でやや離岸、潮岬沖で離岸している。御前埼~石廊埼沖で32°N以南まで離岸し、140°E付近では31°N近くまで南下した後、伊豆諸島の東側を北上している。
黒潮内の水温は、19~22℃台を示し、前年水温並みである。黒潮内側域の冷水域は、引続き石廊埼沖を中心に15~16℃台が広く分布している。 熊野灘では、18℃以上の暖水波及が強まり、前年水温より1~3℃高めの水温である。 伊豆諸島海域の水温は、引続き14~18℃台に覆われ、前年水温と比較すると西側で並み~5℃も低め、南部側で並み~3℃高めである。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、13.8~16.2℃の範囲にあり平年値と比較して+2.3~+4.5℃の範囲でかなり高めで経過している。
九木定置水温は、16.8~17.0℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 2月22日~23日の『あさま丸』による伊勢湾観測では、水温は表面で8.9~11.9℃、10mで8.7~11.6℃、底層で8.9~11.8℃の範囲にあった。表面では全域でやや高め、10mでは湾口部でやや高めの他は平年並み、底層では全域でやや高めであった。塩分は全域の全層でほぼ平年並みであった。
白子定地水温は、7.8~9.4℃の範囲にあり平年値と比較して-1.2~+0.9℃の範囲でやや低め~平年並みで経過している。 |
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