週間海況情報(2001年2月2日~2001年2月8日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸?四国沖でかなり離岸、潮岬で接岸している。その後南東へ向かい石廊崎沖で31°00′N付近まで離岸したあと伊豆諸島東側を北上して房総半島沖では概ね接岸している。
黒潮内の水温は、19~22℃台を示し、前年水温並みである。黒潮内側域の冷水域は、石廊埼沖を中心に15~16℃台が広く分布している。また潮岬以西では足摺岬沖で大きく離岸している。 熊野灘では、引続き17~18℃台の暖水波及がみられる。伊豆諸島海域では、16~18℃台に覆われ、前年水温と比較すると西側で並み~5℃も低め、東側で並み~1℃高めである。今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 2月7日~9日『あさま丸』の観測では、 表面水温は16.6~19.0℃、 50mでは16.5~17.9℃、
100mでは15.8~17.7℃、 200mでは11.9~16.4℃であった。表面~100mでは全域で平年より1~2℃高め、200mでは南部で平年並みの他は平年より2~3℃高めであった。
浜島定地水温は、13.4~14.8℃の範囲にあり平年値と比較して +1.6~+3.6℃の範囲でかなり高め→高めで経過している。 九木定置水温は、16.7~17.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 2月5日~6日の『あさま丸』の観測では、表面水温は7.7~10.3℃で全域で平年並みであった。底層水温は9.4~13.0℃で全域で平年よりやや高めであった。
白子定地水温は、7.8~8.7℃の範囲にあり平年値と比較して-0.6~+0.1℃の範囲で平年並みで経過している。 |
|
|