週間海況情報(2001年1月12日~2001年1月18日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、引続き九州東岸?足摺岬沖で接岸、室戸岬~潮岬沖でやや離岸している。大王崎沖から東南東へ向かい石廊崎沖~伊豆諸島海域で31°30′N付近まで離岸した後蛇行しながら北上し、三宅島付近を通って房総半島沿岸に概ね接岸している。
黒潮内の水温は、20~23℃台を示し、前年水温並み~やや高めである。 黒潮内側域の冷水域は、引続き熊野灘沖から東南東へ張り出している。また室戸岬~潮岬沖でやや離岸している。 石廊崎南沖~遠州灘では、引続き反流が幅広くみられ、前年水温より2~4℃高めの水温である。 新島から八丈島では、概ね黒潮に覆われており、前年水温より2~4℃高め水温である。 今期の表面水温は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 1月17日~19日の『あさま丸』沿岸定線観測では、熊野灘の表面水温は17.7~18.7℃、50mでは17.6~18.7℃、100mでは15.0~18.7℃、200mでは13.6~15.7℃で、
南部沖合域で平年並み~やや低めの他は平年より2℃程度高めであった。
浜島定地水温は、11.0~12.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5~+1.0℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 九木定置水温は、17.5~18.0℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、7.3~9.4℃の範囲にあり平年値と比較して-0.5~-2.3℃の範囲で低めで経過している。 |
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