週間海況情報(2000年12月1日~2000年12月7日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~室戸岬沖で概ね接岸、潮岬沖から東南東へ向かって遠州灘沖では31°40′N付近まで離岸した後、北東へ向かい八丈島付近を通って房総半島では概ね接岸している。
黒潮内の水温は、23~25℃台を示し概ね前年水温並みである。黒潮内側域の冷水域は、前期まで潮岬以西にあった冷水域が移動して御前埼で大きく発達した模様。 熊野灘への暖水波及は、徐々に弱まっている。 伊豆諸島海域では、御蔵島南から暖水が波及しており、前年水温並みの水温である。 房総半島沿岸では、黒潮が概ね接岸して20~23℃台を示し、前年水温より1~2℃高めである。 今期の表面水温は緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 12月5日~7日の『あさま丸』による沿岸定線観測では、熊野灘の表面水温は19.5~21.9℃、50mでは18.7~21.6℃で、平年より1~2℃高めであった。
100mでは14.5~18.6℃で沿岸部で平年並み~2℃高め、沖合域で平年並み~1℃低めであった。
200mでは10.7~2.5℃で、平年並み~1℃低めであった。
浜島定地水温は、15.2~16.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.5~+1.5℃の範囲で高め→やや高めで経過している。
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伊勢湾: | 白子定地水温は、13.8~16.0℃の範囲にあり平年値と比較して+0.4~+1.6℃の範囲でやや高め~高めで経過している。 |
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