週間海況情報(2000年10月20日~2000年10月26日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、全般に離岸している。今期は九州東岸~四国沖~潮岬沖~遠州灘沖で離岸しており、その後東南東へ向かって伊豆諸島海域では31°50′N付近まで離岸した後、北北東へ向かい房総半島沖ではやや離岸している。
黒潮内の水温は、 26~27℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 黒潮内側域の冷水域は、遠州灘沖~伊豆諸島海域で停滞している模様。また潮岬以西の冷水域も徐々に発達して東へ移動している模様。 熊野灘~遠州灘の水温は、引続き22~23℃台を示し、前年水温より2~3℃低めである。 伊豆諸島海域の水温は、22~25℃台を示して、前年水温より1~3℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに降温している。 |
熊野灘沿岸: | 10月24~26日の『あさま丸』 沿岸定線観測によると、表面水温は21.7~26.0℃で、10月下旬としてはほぼ平年並みであった。
50mでは20.4~25.6℃で、平年並み~やや高めであった。 100mでは15.7~21.0℃、200mでは11.1~13.2℃でほぼ平年並みであった。
表層の塩分は平年よりやや低めであった。
浜島定地水温は、21.0~21.7℃の範囲にあり平年値と比較して+0.9~+1.5の範囲でやや高めで経過している。 九木定置水温は23.3℃であった。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、20.0~21.2℃の範囲にあり平年値と比較して+0.4~+1.0℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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